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烏相撲内取式

Posted by on 2006年9月8日

明日、9月9日は五節句の最後、重陽です。
別名 菊の節句と呼ばれ、
寿命長久を願い菊酒を飲んだり、
菊花に着せ綿をし、香が移り露の付いた綿で
体を拭いたりする慣習が、古より続いております

さて上賀茂神社では9日に
京都市登録無形民俗文化財「烏相撲」(からすずもう)が斎行されます

初代 神武天皇が日向国から大和の地を治めるため東進される際、
熊野から先導したのが八咫烏(やたがらす)といわれております。
上賀茂神社のご祭神の祖父、賀茂建角身命が八咫烏であるという伝説が、
もともと稲作加護の信仰行事である相撲と結びつき、
烏相撲が行われるようになったと考えられています。

8日はその練習を行う「内取式」が午後八時より行われました

 

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まずは細殿の立砂をまえにして、
左手に祢宜方(ねぎがた) 右手に祝方(ほうりがた)に分かれ
まわし姿の児童が10人ずつ土俵を前に対座します。

 

 

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行司がそれぞれの児童を引率し、立砂を三回まわって、
左右に分かれ順次相撲を取ります。

 

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私が小学生の頃は、
少年野球チームから児童たちが選ばれ
烏相撲に参加していましたが、今もそうなのでしょうか。

今宵は本当に蒸し暑かったのですが、
観覧の保護者の方々も、子供たちの相撲の応援に熱が入って、
本番さながらの熱気でした。

9日は 午前10時より本殿に菊を奉る「重陽神事」
11時より「烏相撲」が行われます。

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