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鴨川をどり

Posted by on 2006年5月24日

5月・新緑の京都を彩る「鴨川をどり」のご紹介です
と申しましても、今年は寄せていただくのが最終日でした。
5月1日から24日まで、先斗町歌舞練場で演じられております。

 

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この鴨川をどり、東京遷都後活気をなくした京都の復活を願い行われた、
第1回京都博覧会のアトラクションとして
祇園甲部の「都をどり」とともに1872年(明治5年)より行われまして
今回で169回を迎えます。

総踊形式の「都をどり」に対し、
鴨川をどりは第一部が舞踊劇、
第二部が「四季の草子」と題した踊りの二部構成になっております

舞踏劇の演目は毎年替わり、
今年は扇職人の美青年とその許嫁(いいなずけ)、
そこへ割り込む雪女の悲哀を描いた雪女御扇面姿絵(ゆきおんなおおぎのすがたえ)
でした

 

 

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最後に出演の芸妓さん・舞妓さん総出で、
清少納言の枕草子をモデルにした「四季の草子」を地方さんの生演奏にのせて、
25人ほどがをどられます。
ご贔屓さんでなくても、華やかな雰囲気に浸れる一時です。

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前後しましたが、「をどり」のまえにお茶席に行くことができます。
京都博覧会の時に考えられた、
立礼式(りゅうれいしき)の作法を拝見しながら、
薯蕷饅頭(じょうようまんじゅう)とお薄がいただけます。
ご贔屓さんやラッキーな方には、お正客として直接点てられたお茶を頂戴できます。

 

 

 

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「をどり」が終わってからのご紹介で、誠に申し訳ありません。
ありがとうございました。

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