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観光情報

上賀茂神社の歴史

下鴨神社と並んで京都でも最も古い神社の一つです。この地を支配していた豪族、賀茂氏の氏神を祀ったのが起こりで、7世紀後半の天武天皇の時代に社殿が造営されました。

下鴨神社の祭神・玉依姫命(たまよりひめのみこと)の子、賀茂別雷神が祀られており、正式には、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)といいます。また、雷神を祀ることから、厄除けの信仰を集めています。

見所

御物忌川と御手洗川が流れる複雑な地形を巧みに生かして社殿が厳かに建ち並んでいます。

左右に回廊をめぐらした朱塗りの楼門が立っており、その門の中に入ると三間社流造りで共に国宝の本殿と権殿の建物があります。
また社殿のほとんどが重要文化財の指定を受けています。

5月15日には王朝絵巻きさながらの「葵祭」の祭礼が行われます。

住所 京都府京都市北区上賀茂本山339
電話 075-781-0011
FAX 075-702-6618
参拝時間 境内には、24時間お参りいただけます。
料金 境内拝観自由
交通 市バス上賀茂神社前から徒歩すぐ

大田神社

大田神社の歴史

古くは恩多社と呼ばれていた上賀茂神社の境外摂社。寿命長久・災除・芸能上達や縁結びの御利益があるといわれます。

見所

国の天然記念物に指定されているカキツバタ(見頃5月上旬~中旬)が特に有名ですが、他にも歴史の重みが感じられる参道や本殿、伝統的建造物群保存地区となっている周辺を散策してみるものいい でしょう。

住所 京都府京都市北区上賀茂本山340
交通 地下鉄烏丸線北山駅より市バス4系統上賀茂神社行10分
上賀茂神社前より東へ徒歩10分

円通寺

円通寺の歴史

比叡山を借景にした見事な枯山水の庭園(名勝)が有名です。

後水尾上皇の幡枝御殿(はたえだごてん)が1678年(延宝6)に寺に改められたもので、本堂と庭はかつての「下御茶屋」に当たります。

見所

苔が敷き詰められた庭には40数個の石が巧みに配置され、低い生け垣の向こうに霊峰比叡山を望みます。静寂を保つために小学生以下は拝観できませんので、ご注意下さい。

住所 京都府京都市左京区岩倉幡枝町
参拝時間 10時~16時
料金 拝観500円
交通 京都市営地下鉄北山駅前のバス停より 前萩町→京都バス28系統で5分、
円通寺道下車、徒歩10分

京都府立植物園

京都府立植物園の歴史

1924年(大正13)に開園、総面積24万平方mという全国有数の植物園です。

広大な園内には1万2000種、12万本の植物が繁茂、四季折々に美しく彩ります。

見所

日本最大級の回遊式温室には、熱帯や亜熱帯の植物がゾーン別に栽培され、見応え充分です。。

温室北側には自然林を残した「半木[なからぎ]の森」があり、山城盆地の植生がわかります。 ほかにツバキ園、バラ園、竹笹園などが展開し、一日では全て観賞しきれないくらいのものです。

住所 京都府京都市左京区下鴨半木町
営業時間 9時~17時
休業日 無休
料金 入園200円(温室は別途200円)
交通 京都市営地下鉄北山駅3番出口→徒歩すぐ

京都コンサートホール

京都コンサートホールの歴史

1995年(平成7)に造られたクラシック音楽を中心としたコンサートホールです。京都市交響楽団もその活動の中心をここで行っています。

住所 京都市左京区下鴨半木町1番地26
電話 075-711-2244
※チケットのお問い合わせ
075-711-3090(10時~17時)
休館日 第1・第3月曜日
休館日が休日の場合、その日以降の最初の休日で無い日が休館日となります
URL http://www.kyotoconcerthall.org/info/info_m.htm
料金 境内拝観自由
交通 市バス上賀茂神社前から徒歩すぐ

正伝寺

見所

五山の送り火の一つがある船山の麓に佇む。鎌倉時代に創建され、伏見城の遺構である本堂(方丈)(重要文化財)には狩野山楽の襖絵(重要文化財)や、血天井の廊下があります。

小堀遠州作と伝わる庭は、比叡山を借景とする見事な枯山水です。

住所 京都府京都市北区西賀茂北鎮守菴町72
電話 075-491-3259
参拝時間 9時~17時
料金 拝観300円
交通 JR京都駅→市バス9系統で1時間
バス停:神光院前下車、徒歩15分

妙満寺

見所

境内にブッダガヤ大塔を模したインド式の仏舎利大塔がそびえます。

日什上人[にちじゅうしょうにん]が1389年(康応元)に開基、長く寺町二条にありましたが、1968年(昭和43)に現在地に移転しました。

展示室には安珍・清姫で知られる道成寺の鐘も安置します。本坊の雪の庭は松永貞徳作と伝わっています。

住所 京都府京都市左京区岩倉幡枝町91
電話 075-791-7171
参拝時間 9時~16時
料金 拝観300円
交通 叡山電鉄木野駅→徒歩5分

深泥ヶ池

深泥ヶ池の歴史

奈良時代の僧侶行基の修法中に、弥勒菩薩が出現したとういう伝説から御菩薩池と呼ばれ、それが転じて深泥ヶ池となったといわれています。

見所

氷河期の多くの生物が生息し、水生植物は国の天然記念物に指定されています。また、年間160種ほどの野鳥が飛来する池でもあります。

池の水は湧き水と雨水からなります。そのせいか独特の気配を持ち、多くの幽霊話が語られています。

交通 市バス 深泥ヶ池下車すぐ

賀茂街道

見所

賀茂川西岸・土手上の車道が賀茂街道です。 昼もなお薄暗く、樹木のトンネルとなっており、高い並木の下を車で走れます。そのしたには、南は五条通りにまで及ぶ遊歩道となっており京都市民の憩いの場となっております。

5月の葵祭の際には、藤の花で飾られた牛車(ぎっしゃ)や、輿(こし)に乗った斎王代を中心にした行列が、御所を出て上賀茂神社へお越しになるときに通られます。平安のいにしえと都のみやびを展開してくれるお祭です。

「かも」の漢字について、「加茂」、「賀茂」、「鴨」の3つがあります。京都に住んでいる人でもこの3つをよく混同します。

賀茂街道の東を流れる賀茂川は、下鴨神社の南に位置する出町柳(でまちやなぎ)で高野川と合流して、鴨川となり南へと流れていきます。

冬季には、賀茂川、鴨川のいずれにも、「ユリカモメ」がカムチャッカ半島より飛来してきて、群れている姿を見かけることができます。

住所 北山大橋から上賀茂橋を経て、御薗橋までの賀茂川の西岸約1㎞(京都市北区)
交通 地下鉄烏丸線北大路駅下車
北方向500メートルで北山大橋西詰め

賀茂川と鴨川

賀茂川の歴史

「清流」が平野に出てくる上賀茂辺りは、古代、賀茂氏の本拠地で、その後、愛宕郡賀茂郷となり「賀茂の地名が定着しました。

時はながれ、現代の河川法では「鴨川」と表しますが、出町柳から上流について、地元で愛され親しまれてる「賀茂川」の名称を使用しています。