菜の花

立春が過ぎましたが、まだまだ寒い日が続いております
そんな春を待ち遠しい時に、暖かさを与えてくれるのが菜の花です
この菜の花、京都近郊の長岡京市で栽培されており、「花菜」という名で出荷されております。また実からは油がとれることから「アブラナ」とも呼ばれております。昔、行灯などでともされる火は、この菜種油で照明用にはたくさん使われていたそうです。農産物の肥料にやる油粕も、この菜種の絞りかすのようです。

入荷時にはつぼみも堅く青々としているのですが、少し春を先取りしましてあえて花を咲かせます。

 

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花が咲きますと、4枚の花弁が十字の形をしていることからかつては十字架植物とも呼ばれていたそうです。

 

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黄身酢を掛けて酢の物に使ったり、煮物椀のあしらいにしたりと色々使えますが、定番はからし和えでしょうか。ですがあっさりしているため、出汁をきかせて旨みを増さないとなかなかおいしくなりません。ツクシを添えて、暖かくなるのが本当に待ち遠しいですね

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節分

 今日2月3日は節分です。節分とは「季節を分ける」という意味で、今では立春の前日だけを意味する言葉となっておりますが、本来は季節のはじめを意味する立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分に当たります。 また現在のお正月のお節料理も、一年を四つに分けた節目に食べたからお節料理なんですね。
 節分には豆まきをしますが、これは追難(ついな)に始まるとか。平安時代に宮廷で「鬼門」封じのために悪霊を追い払う行事が起源です。
近くでは深泥池の豆塚の昔話があります。むかしむかし洛北貴船に鬼たちが住んでいたのですが、毎夜のごとく都に悪さをして人々を困らせていたそうです。この鬼たちは貴船と深泥池の間に地下道を掘って通っていました。そこで人々はこの穴に鬼のいやがる豆を放り込んだところ、鬼は出てこなくなったそうです。
 この鬼たちは奈良の吉野山に退散し、悪行を改心したそうです。現在でも吉野山では「鬼も内・福も内」と言われているそうです

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章姫 いちご

おいしい苺がとどいております。ご覧のように実は真っ赤に染まり葉っぱも新鮮な証しに青々としております。直径4センチ 全長7センチはある大きなイチゴですが、味は繊細で上品な甘さをもっております。大変いい香りで、店に届いた際に封を開けると調理場に香りが一気に広がります。

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産地は、上賀茂の北側にある柊野(ひらぎの)で作られております。さくらいからは車で10分程でしょうか。

 

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糖度を適度に保つため、水やりには細心の注意を払うと聞きました
暖かいガラスのハウスで、小春日和の太陽を受けて真っ赤になって欲しいと思います

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穴子(アナゴ)

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春に産卵するアナゴは、この時期腹に卵を抱えております。
皮にはしっかりとしたヌメリがあぶらを持つ証拠で、また身は分厚く旨みを蓄えております。
このアナゴ、ウナギと同じように今でもあまり生態はわかっていないそうで、大陸棚辺りで産卵するのではないかと言われております。
 ヨーロッパの昔話で、アナゴ・タコ・エビはじゃんけんの関係といわれております
アナゴはタコを食べ、タコはエビを好物にし、アナゴはエビに食べられ、るというわけです。日本の「ヘビとナメクジとカエル」みたいな関係ですね

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初天神

今から約1100年前 平安時代の中期、秀才の誉れ高き菅原道真公は右大臣の位まで上がられましたが、讒言により九州太宰府に左遷され失意のうちになくなられました。その道真公をお祀りする為に北野天満宮は創建されました。
25日が命日に当たるため、毎月25日が縁日とされ、特に1月25日は初天神と呼ばれ新春の参拝者でにぎわいます。

 

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また学問の神・書道の神と崇敬されておりますので、受験シーズンを前に合格祈願や、書き初めの展示もされております

 

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一輪だけ紅梅が咲いておりました

 

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また門前には所狭しと露店が並び、骨董品や古着が並んでおります

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太田の小径(こみち)

太田神社の北側、本山を通り抜けるように散策道が昨年春、整備されました。
太田神社の東にある岡本口公園から住宅地の中を続く坂を登りきったところに、反対側の入口があります。この入口から登った方が道が穏やかだと聞いております。
木の根が所々地面から張りだした道を、杉林が覆っています。春には艶やかな山ツツジの淡い紫色が、目を楽しませてくれるということです。

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京都ゴルフ倶楽部・夏になると古式泳法を教えておられる小池・五山の送り火の舟形が望めます

 

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北山通りの府立植物園から遠くは伏見桃山城まで市街一望できます

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寒肥(かんごえ)

一年でもっとも寒いとされている大寒の本日、別館の庭に寒肥を施します

庭は人工的に造られている為、木が密集したて日当たりの悪いところや、落ち葉を拾うため自然の堆肥が出来ず、肥料が足らないところが出来てきます。
本来なら自然のサイクルに任せておけば良いのですが、毎年今頃にお世話になっております造園屋さんの手によって肥料をやります。

木の密集具合・根の張り具合、そして日当たりを考えて、穴を開けていきます。
そして松などの常緑樹には緑が美しくなる肥料を。椿やさざんかなどには、良く花が咲く肥料を上げるそうです。

 

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ひとつずつ苔の形を残したまま、穴を開けます。
この際、苔に人間の手の油や汚れがつくと苔が傷むため、軍手をされるそうです。
手が寒いからではないとおっしゃっていました

 

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根の張っているところに穴を開けると、根が傷むように思いますが、古い根を切って根の世代交代も図る意味もあるそうです。

 

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こうして穴を開けて肥料をやった後は、埋めて苔がかぶせられ何もなかったかのように、もとの姿に復元されます
寒い中植木屋の皆さん、いつも有り難うございます。

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どんど焼き

 

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正月に歳神様をお迎えするため、15日まで飾ってありました正月飾りを燃して無病息災を願います。本当は小正月(15日)に行うのですが、本日行いました。
「どんど焼き」と小さい頃から聞いておりましたが、今はじめて意味を調べてみますと
「どんど」とは尊いものを指すそうです。正月飾りは神様が宿っている尊い物でこれを燃すので、どんど焼きとなったそうです。
本年の飾りのワラは、青くて良い香りがしておりましたが、その反面乾きが少ないためなかなか燃えなかったようです

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武射神事

昨日・今日と小春日和が続き過ごしやすい気候が続いております。

本日、上賀茂神社では武射神事が行われました。

年の始めに裏に「鬼」と書かれた的を射て年中の邪気を祓います。

その後小笠原流近畿菱友会による大的式又は百手式の奉納があります。

暖かい日和でしたので、たくさんの方が取り囲み、

的を射た瞬間、歓声が沸き起こっておりました。

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初詣も一段落し・・・

(11日にアップしようと思っていたのですが、今になってしまいました)

10日も過ぎて初詣も一段落し、上賀茂神社に平静がもどってきました。

今年は本当に寒いですので、こうして暖がとれるとホッとします

 

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鳥居をくぐると、たくさんのおみくじが結んであるのを目にします

よく木に結んであるのを見かけますが、これだけの数ですからこうして

設けてあるのだと思います

「結ぶ」ということは古来より特別な意味を持ち、この場合「願い事が

しっかり結びますように」と祈念し結ぶとされております

 

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本殿前には宝船がつられております

イネの仲間のミチクサで編んだ船・昇る朝日に見立てた烏瓜(カラスウリ)

の実・豊穣の稲穂・矢などの縁起物を飾ってあります。

この宝船の下をくぐって参拝すると、その一年を無病息災で過ごせ、

商売繁盛につながるとされております

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