上賀茂神社御門前、明神川の流れる社家町。
京料理さくらいのある上賀茂は、
京都の市中とはまた少し違った、
ゆったりとした時間の流れるところです。
世界文化遺産・上賀茂神社から流れ出た水は、
やがて明神川となり、社家町を流れてゆきます。
川に沿って土塀が続き、
それぞれの家へ小さな橋が架かる風景は、
今もこの界隈に残る上賀茂らしい佇まいです。
上賀茂神社
さくらいは世界文化遺産上賀茂神社の御門前にございます。。
正式には賀茂別雷神社。
京都でも最も古い神社のひとつで、
本殿・権殿は国宝に指定されています。
葵祭をはじめ、賀茂競馬など、
一年を通してさまざまな神事が営まれています。
お食事の前後に、
境内をゆっくりお歩きになるのもおすすめです。
明神川と社家町
上賀茂神社の境内を流れる水は、
御物忌川、御手洗川、ならの小川を経て、
明神川となって社家町へ流れます。
このあたりは、古くから上賀茂神社に仕えた神官の屋敷「社家」が集まった町。
明神川に架かる橋や土塀、門、庭の緑など、今も社家町の風情を色濃く残しています。
その歴史的な町並みから、昭和63年(1988年)に伝統的建造物群保存地区に指定され、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
明神川の水はやがて上賀茂の田畑へ。
賀茂茄子や、すぐきに使われるかぶらなど、
この土地の農作物にも豊かな恵みをもたらしてきました。
大田神社
少し足を延ばせば、大田神社へ。
上賀茂神社の境外摂社で、
とりわけ大田ノ沢のカキツバタで知られています。
例年5月頃には紫の花が一面に咲き、
大田ノ沢のカキツバタ群落は国の天然記念物に指定されています。
上賀茂神社から大田神社へ。
社家町や明神川を眺めながら歩くのも、
この土地ならではの楽しみです。
お食事とともに、上賀茂を
さくらいへお越しの折には、
お料理だけでなく、少しだけこの界隈にも目を向けてみてください。
明神川の流れ、土塀、社家の町並み。
季節によって移ろう木々や草花。
上賀茂という土地で過ごす時間も、
お食事とともにお楽しみいただければと思います。