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前回は祇園新橋の枝垂れ桜が
もう見頃を迎えていることをお知らせいたしましたが
今日は京都御所の近衛邸あとにさく
糸桜をご紹介いたします
かつて五摂家のひとつとして、栄華を極めた近衛家のあったこの地の桜は、
その栄枯盛衰を静かに語るかのごとく、ひっそりと咲いているのですが
それとは逆に、「ココの桜は早く咲くぞ」と知った市民で、
結構賑わっています。
御所のソメイヨシノもまだちらほら といった感じでした
そして去年の大河ドラマのもう1人のヒロインであった
和宮さん生家の碑がありましたのでご紹介します
駒札によりますと・・・
橋本家跡
1848(弘化3)年、孝明天皇の妹和宮親子内親王誕生の地といわれています。
和宮は、橋本実久の娘典侍の経子を母として産まれ、14年間この橋本家で
養育されました。公武合体政策を進めるため、当初の有栖川宮熾仁親王との
婚約は破棄され、14代将軍徳川家茂へ嫁ぐこととなりました。
明治維新後、和宮は徳川慶喜の助命にも尽力しました。1877(明治10)年。
療養先の箱根で没し、増上寺の徳川家茂の墓に並んで葬られました。
この先に満開の木蓮がありました。
おそらく・・・明治維新前後の激動の歴史の流れを昔から見てきた、桜も木蓮も、
何事もなく綺麗に咲き誇っていることに、少し無常観を感じ
御所をあとにしました
お車でお出かけの際は、
丸太町寺町を少し上がったところに、有料駐車場がありますので
そちらに車をとめて、散歩されることオススメいたします
ありがとうございました