このところの寒気の南下で桜前線は足踏みしているようで、賀茂街道の桜並木も北大路橋止まりです。というのも今日は動画を撮りに御所まで行って参りました。
染井吉野が咲き誇るまでのつかの間、青空に揺れる由緒ある糸桜を紹介いたします。
京都御苑内、現在は京都御所以外建物はほとんどないのですが、昔はお公家さんの屋敷が多く立ち並び、その一つに近衛家がありました。孝明天皇が御幸の際
昔より名にはきけども今日みればむへめかれせぬ糸さくらかな
と読まれた有名な糸桜あったようで、現在も多くの糸桜が植えられております
北上いたしまして松ヶ崎からの疎水沿いの染井吉野並木です。
早い木はちらほら咲いておりますが、日当たりの悪い木などは全く咲いておりません
せせらぎと共に・・・
ここは本当に桜の木が多くあります。今は静かですが後一週間もすればにぎわうことと思います。
上賀茂はまだ染井吉野は咲いておりませず、・・・
上はすぐきの花です。菜の花に見えますが上賀茂には菜の花は栽培されていません。なぜならすぐきの原種を守るために、菜の花を上賀茂には植えてはいけないことになっています。種を取るためにこのように花を咲かせてられます。同じアブラナ科ですので、菜の花と同じような花が咲きます。
今日の上賀茂、天気予報ですと4つのマークが並んでいたと思いいます。朝から雨が降り日中薄日が差して暖かかったのですが、暗雲が立ちこめ次第に白い物がさらさらと・・
暑さ寒さも彼岸までとありますが、今年は最後まで寒気が頑張っているようです
またまた長くなりまして、申しわけございませんでした。