今日の京都は真夏日を思わせる暑い五月の晦でした。
梅雨を思わせるほど長く雨が続いたり、暖房が必要なほど寒くなったりと
イレギュラーな初夏・皐月でした。
上賀茂神社の例祭・賀茂祭(葵祭)は、例年お天気が心配されるのですが
本年は上賀茂神社までの行列となられました。
たくさんの見物客でにぎわった、上賀茂神社の芝生もご覧の通り
静けさを取り戻しております
上は数々の神事が行われた、御手洗川(みたらしがわ)の周辺です
6月30日には半年間の罪穢れを祓い清めるため、
2の鳥居前に設けられたおおきな茅の輪をくぐり、
午後八時からは氏子崇敬者から寄せられたひとがたを、
御手洗川に投じて禊ぎを行う、夏越祓(なごしのはらえ)が
おこなわれます。
藤原家隆(1158-1237)の下の和歌は有名です
「風そよぐならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける」