browser icon
You are using an insecure version of your web browser. Please update your browser!
Using an outdated browser makes your computer unsafe. For a safer, faster, more enjoyable user experience, please update your browser today or try a newer browser.

烏相撲(からすずもう)

Posted by on 2006年9月9日

昨夜の打取式についで
本日、上賀茂神社では烏相撲が行われました

烏帽子姿の2人の刀祢(とね)が
弓矢・太刀・扇などを持ち、烏がおどるように3度横飛びして、
交互に「カーカーカー・コーコーコー」と烏鳴きします。

打取式と同じように・・・
細殿の立砂をまえにして、
左手に祢宜方(ねぎがた) 右手に祝方(ほうりがた)に分かれ
まわし姿の児童が10人ずつ土俵を前に対座し、
次に行司に率いられ斎王代に一礼ののち
立砂の周りを三周します。

 

sakurai-09-09.jpg

 

相撲に勝ちますようにとの願いを込めて
児童たちは立砂の周りを歩くそうです。

一連の儀式が終わると、
相撲の勝負が始まります。

 

sakurai-09-09 (1).jpg

 

夏の焼けた肌を汗で光らせ、
砂をかぶることをものともせず、
必死に体当たりしていきます。

土曜日ということもあり、たくさんの人々が集まり、
大きな歓声を子供たちに寄せていました。

細殿には、平安時代 斎院制度のあった頃を模して
その年の葵祭の斎王代が御帳台から陪覧されます
これは平成3年から復活したそうで
大変華やいだ雰囲気になります。

sakurai-09-09 (2).jpg

 

葵祭斎王代の写真は
御禊のものと、5月15日の時の行列のものをご参照ください
(青色の文字をクリックしていただくと、過去の記事にリンクします)

sakurai-09-09 (3).jpg

時折 薄日の差す、蒸し暑い曇り空の天気でしたが、
相撲が終わると記念撮影の後、
子供たちは禊ぎの行われる御手洗川で、
まわし姿のまま「水が冷たい」と声を上げながら
体に着いたたくさんの砂を落としていました。
小学校2~6年生の子供が参加しています。

 

sakurai-09-09 (4).jpg

 

無病息災を願い菊酒の授与もございました

 

sakurai-09-09 (5).jpg

 

萩もちらほら咲き
暑さの中にも秋の装いをはじめている上賀茂神社
重陽節句の烏相撲でした。

sakurai-09-09 (6).jpg

 

Comments are closed.