お盆も終わり下界にもどってられた、
おしょらいさん(精霊)を天上へお送りするのが
16日の送り火です。
賀茂川では東山如意ヶ嶽の大文字、
西賀茂・明見山の船形が、上賀茂橋からよく見えます
トップを飾るのは大文字です。
よく「大文字焼」(だいもんじやき)と耳にしますが、
京都では「送り火」「大文字」というのが普通ですね。
船形は堤防から水の近くに降りて撮ってみました。
船形の起源ははっきりしているようで、
西方寺の開祖が、9世紀中頃 唐から帰国する際に
暴風雨に見舞われましたが、
念仏を唱えたため難なく船が進んだ事にちなむとあります。
あまり近すぎると火のかたまりの様に見えてしまいますが、
上賀茂橋からなら、遮るものもなく丁度良いのではないでしょうか。
子供の頃は、送り火までに夏休みの宿題を済ませるようにと
うるさく言われておりましたが、実際そうではありませんでした(笑)
残暑はまだまだ厳しいですが、夏が過ぎるのも寂しいような・・
秋の到来が待ち遠しいような・・少し複雑ですね。