今年の紅葉は去年より一週間ほど遅れているようで、
はやり暖かいのでしょうか。
12月にずれ込むと言う植物園の予報が新聞に載っておりました。
ちょうど半年前
5月の初夏・はしりの鱧がで始めた頃より使っていた柚が
大きく黄色く色づいてまいりました。
青柚のフレッシュな香りとはひと味違う円熟した風味を添えてくれます
利休居士の言葉にもあるように
柚の色が変わる頃に囲炉裏にする、つまり炉を開きます。
お茶も今年に摘み取ったものの口を初めて切って
お茶の新年とも言うべき新しいシーズンを楽しむのだそうです。
・・・外を見れば、もう木枯らしがふき落ち葉の舞い上がる晩秋です。
ゆっくり一服とは、なかなかいかないものです。
おいしい京料理ドットコムでもお世話になっている
写真家の山中茂さんからお借りした水尾の柚です
山中さんありがとうございます。