6月30日は夏越しの祓いですが
旧暦6月朔日は「氷の節句」とよばれ、
市内随所に設けてある氷室にて保存した氷を献上し
宮中では暑気払いをされたそうです
ご想像のように冷凍庫のない時代に氷を残すことは大変難しく
解けてなくなっていては大変と、6ヶ所ほど京都にあったそうです
現在は地名のみが残っているところがほとんどですが
西賀茂氷室町には氷室神社があります
そしてこの氷室町のお客様から毎年頂戴いたしますササユリ、
なんと自家所有のおやまに自生しているそうです
普段は余りたくさんの花を入れず、
どちらかと言えば茶花風に生けているのですが、
ご好評頂いているテーブル御披露宴のセッティング時は、
大きな花を入れないと全く目立ちません
そんなことで深山南天の枝を大きくせり出させ
ササユリを中心にテッセンの線を少し遊ばせてみました
大きな花を生けるにはどうしても「繊細さ」を忘れがちになりますが、
そこはカワラナデシコでかわいらしさを出して・・・
不定期ですいません!
お読みいただきありがとうございました