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初夏を思わせる晴天が続いたあとの春の嵐で、すっかり花をおとしたソメイヨシノに替わり
ベニシダレの「斎王桜」がいま桜の季節の名残を飾っています
かつて賀茂社に奉仕されていた斎王さん(未婚の皇女さん)が愛でたことで有名な
八重ベニシダレです
無数の花が春の優しい風にゆれていますが、まだ花びらは飛んでいません
色彩補正は何もしていないのですが、下の写真、4月12日早朝に撮った色は
すこしピンク色が濃いように思います
光の加減かもわかりませんが、さくらは日光をたくさん浴びる前の
早朝の方が美しいと、京都の有名な桜守さんの話を聞いたことがあります
上の写真左端に写るソメイヨシノは、すっかり散って
花びらのじゅうたんが広がっていました
土に帰ろうとする花びらにかわり、木々の新芽がまぶしく境内を彩っています
静かに流れるならの小川の水面を、若葉の木漏れ日が照らしておりました。
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