先代のさくらい徒然記
水仙
水仙(スイセン)の立ち姿はきりりと端正で、寒い中に咲くその姿には心洗われるように思います。座敷にあまり香りのする花は本来生けないのですが、水仙だけは控えめで清かな香りがし心和むと思います。 お正月から春先ま … Continue reading
初午
毎年2月の初めの午(うま)の日が初午です。京都の伏見稲荷大社で大祭が行われます。五穀豊穣・商売繁盛の神としてあつく信仰を集る祭神の稲荷大神が、この日に稲荷山に鎮座したという言い伝えから初午の諸行事が始まったようです。お稲 … Continue reading
ひらめ
養殖技術の発達で年中出回っているヒラメですが、天然物の旬は冬です。特に寒ヒラメとよばれます。目方にして2㌔から2.5㌔の淡路ものをよく使わせて頂いております。 今がちょうど産卵前ですので脂は一番乗っておりま … Continue reading
菜の花
立春が過ぎましたが、まだまだ寒い日が続いておりますそんな春を待ち遠しい時に、暖かさを与えてくれるのが菜の花ですこの菜の花、京都近郊の長岡京市で栽培されており、「花菜」という名で出荷されております。また実からは油がとれるこ … Continue reading
節分
今日2月3日は節分です。節分とは「季節を分ける」という意味で、今では立春の前日だけを意味する言葉となっておりますが、本来は季節のはじめを意味する立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分に当たります。 また現在のお正月のお節料 … Continue reading
章姫 いちご
おいしい苺がとどいております。ご覧のように実は真っ赤に染まり葉っぱも新鮮な証しに青々としております。直径4センチ 全長7センチはある大きなイチゴですが、味は繊細で上品な甘さをもっております。大変いい香りで、店に届いた際に … Continue reading
穴子(アナゴ)
春に産卵するアナゴは、この時期腹に卵を抱えております。皮にはしっかりとしたヌメリがあぶらを持つ証拠で、また身は分厚く旨みを蓄えております。このアナゴ、ウナギと同じように今でもあまり生態はわかっていないそうで … Continue reading
初天神
今から約1100年前 平安時代の中期、秀才の誉れ高き菅原道真公は右大臣の位まで上がられましたが、讒言により九州太宰府に左遷され失意のうちになくなられました。その道真公をお祀りする為に北野天満宮は創建されました。25日が命 … Continue reading
太田の小径(こみち)
太田神社の北側、本山を通り抜けるように散策道が昨年春、整備されました。太田神社の東にある岡本口公園から住宅地の中を続く坂を登りきったところに、反対側の入口があります。この入口から登った方が道が穏やかだと聞いております。木 … Continue reading
寒肥(かんごえ)
一年でもっとも寒いとされている大寒の本日、別館の庭に寒肥を施します 庭は人工的に造られている為、木が密集したて日当たりの悪いところや、落ち葉を拾うため自然の堆肥が出来ず、肥料が足らないところが出来てきます。本来なら自然の … Continue reading