2007 ジャパンフィッシングウィーク 

 新潟県中越沖地震で被災しされました方々へ
心よりお見舞い申し上げます

海の日の今日、明神川で
「魚とあそぼう」と題して錦鯉が放流されました

タイトルの
ジャパンフィッシングウィークとは・・・
(財)日本釣振興会さんが青少年やその家族の健全なる
スポーツフィッシングの奨励と自然環境保護の倫理を
広めるべく、海の日を中心としたスケジュールで、
全国各地において釣り教室などをひらかれています
(団体HPより)

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台風の影響で濁っていた川の水も午後には澄みきり
この時期にしては涼しい曇天となりました。

小さな子供達がバケツを持って待ちかまえる中、明神川の清流に
1200匹もの大小様々な錦鯉が放たれると、あちらこちらで歓声が!

 

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↓中にはこんなに大きな錦鯉が!!↓

 

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子供達は
ヌルヌルした とか すばしっこかったなど
いろいろ感想をいいながらビチョビチョになりながら
楽しんでいました

 

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上の趣旨のもと、社家町に住まう会員で構成された
明神川美化保存会の会長さんに釣振興会の方から
この企画の申し入れがあり実現しました
また子供たちの引率を地元上賀茂小学校に依頼し行われました

関係者の皆様おつかれさまでした!!
また来年もよろしくお願いします!

主催 明神川美化保存会
協力 上賀茂小学校PTA探検クラブ
後援 (財)日本釣振興会京都府支部

お読みいただきありがとうございました

追記)
ちなみに放たれた錦鯉はさくらいもお世話になっている
京都府綾部市の養鯉やさんの出身なんです

 

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大きく育ては価値が出るかも??
大切に育ててくださいね!

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RAINBOW!

台風4号による被害の出た地域の皆さん、お見舞い申し上げます。

京都は大きな被害もなく
大変カラッとした台風一過の文月のお中日です

さきほど小雨がぱらつき、比叡山方向に大きな虹が架かりました

 

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この虹という漢字 虫へんですね
古代中国人は、「虹」を龍か蛇のような尾の長い虫として
考えた名残だそうです

一転して市中は祇園祭の宵宵山で大勢の人だと思います

僕も毎年続いている「うなぎ焼」 にいってきま-す
 錦小路通の西洞院を東に入ったところです。

今日・明日と三河産の鰻を炭で焼いておりますので
是非お立寄りください 

 

 

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藤木社-ふじのきのやしろ-

先述の 「魚と遊ぼう」と「灯籠流し」が行われます
明神川 藤木社をご紹介します

 

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御祭神は 瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)という神様で
藤木社は、明神川の守護神として信仰されています。

上賀茂神社の末社で5月15日の葵祭の時には、
南大路町の氏子さん達により藤木社の神様が
上賀茂神社に神輿渡御されます。

こちらのご神木は楠で、この地のシンボルとして崇められてきました
大変大きな木で、樹齢は推定500年といわれています

明神川は賀茂川を源として、上賀茂神社の境内を経て、
上賀茂神社へ仕える神官達の住まいであった社家町を流れ
上賀茂の田畑を潤す生命の川として長く大切に守られています

この地にとって、明神川のせせらぎと社家町の町並みの美しさは、
かけがえのないものです。
近隣のみなさんは、本当に保存美化にご尽力されております。

台風の接近が心配されますが、
「魚と遊ぼう」が催されます16日はお天気になるよう祈っております

お読みいただきましてありがとうございました

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明神川 「魚と遊ぼう」&「灯籠流し」

美しい明神川で子供達が「魚と遊ぼう」という企画が、
(財)日本釣振興会京都府支部の協力を得て、
明神川美化保存会主催で行われます

日時 7月16日(月曜 海の日)
    13時から15時

開催場所
    明神川 藤ノ木社前

 

また今年も小学生と大学生が協同で作った灯籠が
明神川に流されます

日時 7月28日(土曜日)
    19時~20時

開催場所 
     明神川 藤ノ木社前

sakurai2007-07-09.jpg  (写真提供 山中茂氏)

是非お出かけください

ありがとうございました

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氷室の笹百合

6月30日は夏越しの祓いですが
旧暦6月朔日は「氷の節句」とよばれ、
市内随所に設けてある氷室にて保存した氷を献上し
宮中では暑気払いをされたそうです

ご想像のように冷凍庫のない時代に氷を残すことは大変難しく
解けてなくなっていては大変と、6ヶ所ほど京都にあったそうです

現在は地名のみが残っているところがほとんどですが
西賀茂氷室町には氷室神社があります
そしてこの氷室町のお客様から毎年頂戴いたしますササユリ、
なんと自家所有のおやまに自生しているそうです

普段は余りたくさんの花を入れず、
どちらかと言えば茶花風に生けているのですが、
ご好評頂いているテーブル御披露宴のセッティング時は、
大きな花を入れないと全く目立ちません

そんなことで深山南天の枝を大きくせり出させ
ササユリを中心にテッセンの線を少し遊ばせてみました

大きな花を生けるにはどうしても「繊細さ」を忘れがちになりますが、
そこはカワラナデシコでかわいらしさを出して・・・

  

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不定期ですいません!

お読みいただきありがとうございました

 

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上賀茂神社 ホタル情報 2007

かすかな光がせせらぎを彩ります。

水面に映るその姿は何ともはかなく、
人の気配を感じると、敏感にも閉ざしてしまいます・・・

~~~
今年も上賀茂神社、ならの小川にホタルが飛んでおります
数多くの方が、上賀茂神社とホタルのキーワードで拙筆ブログに
お越し頂いているようですので、去年の写真では申し訳ないと思い、
三脚片手に長時間露光を試してきました。

 

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意気込みとは逆に、飛んでる数が本当に少なかったです。
でも自然を相手に写真を撮るのは本当に難しいですよね・・・
やはり動く姿をとらえないと、上のような写真になってしまいます

そしてこれらの写真を撮るのは、灯籠の照明との戦いでもあります

 

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上も目をこらさないと、どこにホタルがいるか
わからないような写真で申し訳ありません

またリベンジしたいと思いますが、
暗やみで怪しい人を見かけても、決しておどかさないでくださいね!

ありがとうございました。

 

(追記)

後日写真を撮り直しまして
http://www.kyoryori.com/blog/2007/06/post_161.html
に掲載させていただきました

 

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いずれアヤメかカキツバタ

大田神社のカキツバタも5月いっぱいで終わってしまいましたが
ハナショウブをたくさん見かけました

 

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見分け方まで親切に書いてあります

それによると・・・

アヤメは乾燥している陸地に生え
花弁に黄色と紫の網目もようがあります

ハナショウブは湿地帯でも野山の草原にも生え
花弁に黄色のすじがあり、葉の中央にも太いすじがあると書かれています

対してカキツバタは湿地や沢を好み
花弁に白いすじがあり葉っぱは平らとあります

アヤメの仲間は世界に200種類以上もあり、花もよく似ています
そして漢字で書くとショウブもアヤメも「菖蒲」ですよね

 

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ちなみに「いずれ菖蒲か杜若か」とは・・
いずれも美しくて選びがたい・・・ということわざです

ご覧頂きましてどうもありがとうございました

 

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御薗橋801商店街

上賀茂神社を西に、賀茂川を渡ると御薗橋通になりますが、
その商店街で意外な現象が起きているとか・・・

商店街でマスコットが完成したのが2005年末、
名産の賀茂茄子をイメージしたキャラクターで
そのネーミングにブレークの秘密があったんです。

同商店街の全長が800メートルで未来につながるように
「1」をたして御薗橋801商店街となっているため
「801」ちゃんになったそうです。

今では遠来の愛好者が集まり、キャラクターグッズはもちろんのこと
ドラマDVDの発売も予定されているとか・・・

理事長さんがお世話になっている果物やさんで
店内では「やおいちゃんジュース」「やおいちゃんパフェ」が
新発売だそうです。

 

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思わぬ経済効果のようで理事長さんうれしい悲鳴をあげてられます

お読みいただきありがとうございました

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若冲と江戸絵画展

動植綵絵にすっかり引き込まれて、・・・私事ですいません
にわか仕立ての若冲ファンになりまして、名古屋に行く用事があり、
愛知県美術館に赴きました。

 

 

 

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東京、京都、福岡とまわり最後に名古屋で開かれているのですが、
これだけのコレクションが一堂に会すのは、これが最後だろうと
コレクターのプライス氏もいわれております。

なかでも一番目をひくのは、象と鳳凰を中心に、
無数の鳥や獣また花を描いた屏風
鳥獣花木図屏風(上・チケットの図です)です

マス目書きといって、細かい方眼に着彩して
点の集まりで仕上げてあり、その精密さは圧巻
また名前も知れないような獣や鳥をユーモラスに描いてあり
江戸時代中期に何と奇抜なアイディアによって創作されたんだろうと
しばらく見入ってしまいました

動植綵絵の展示は22日間と短いこともあり
大変混雑していたので、本展も覚悟していったのですが
ゆっくり見せていただきました。

最後にはコレクターのプライス氏とエツコさんもいらっしゃり
図録にサインいただきました。

 

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相国寺承天閣美術館の若冲展は本日まで
名古屋の本展は10日までとなっております。
お急ぎくださ~い!!!

ありがとうございました

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若冲展~動植綵絵~

いま話題になっている相国寺承天閣美術館に今日参りました
ネットで検索するととりあえずスゴイ混雑ぶりとのことで、心して・・・

 

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こんなに並んだのは、もう何年前でしょうか、
開園間際の東京ディズニーシー以来です
比較が稚拙で申し訳ございません

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どれだけ混んでいたか実況すると・・・・

入場規制のため
まず美術館の建物に入るのに1時間 
最初の「伊藤若冲像」にたどり着くまで15分、
そして今回の目玉である「動植綵絵」(どうしょくさいえ)のある
メイン会場までも30分ほどでしたでしょうか。
水分補給にご留意くださいませ

流れに沿って最前列で拝見すると半日がかりだと思いますが、
少し遠目で我慢してそれでも3時間ほどかかりました
これでもすいている方だとか・・・
土日はチケット売り場にも列ができて、それはもう大変そうです

さて本展の副題は
「釈迦三尊像と動植綵絵 120年ぶりの再会」 となっています

もともとは相国寺さんに沖若さんが寄贈され同寺所蔵のものだったのが、
 明治の「廃仏毀釈」によって寺の存続が難しくなったため、
皇室にこの寺宝を献納し1万8千坪の敷地を維持したたと案内されていました。
でもそのおかげで散逸が防げセットで現存していんですね~

動植綵絵が一同に展示されるのも初めてで、
宮内庁への里帰り交渉には実に25年を要したとか。
そしてこの美術館自体も設計プランの段階から
正面の釈迦三尊像の3幅の両サイドに15幅を並べるという前提だったそうで
管長さんの強い思い入れが伺えます

うろこの一枚一枚まで精密に描いた鯛や、吸盤が指に引っ付きそうな生々しい蛸、
数限りない巻貝や二枚貝が生命力ゆたかに描写されています

この傑作を表現することは、たしなみのない私にはできません。
お恥ずかしい話ですが「若冲」をJakuchuと読めなかったくらいですから・・

本展は6月3日までです
 お急ぎくださいませ

 

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ありがとうございました 

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